アトピー性皮膚炎 顔面部・腕・首 (反応点治療研究会症例集)

 原因のアレルゲン、それらと感染や代謝、疲労、ストレス、皮下の構造などを考える。このブログは原因を根本から追求する反応点治療研究会がアトピー性皮膚炎について、東洋医学の鍼灸治療(しんきゅう、はりきゅう)の症例を紹介します。右下のリンクも合わせてご覧下さい。

2009年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年06月

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成人アトピー

症例 30代 女性

初回
7月初旬のじめじめした気候の中、鍼灸は初めてだが治してほしいと来院された。20代の頃から全身のかゆみと肩こりに悩み、様々な治療を試みたが一向に改善されなかったと言う。皮膚は全身黒ずみごつごつした感じであった、一見して、このアトピーはてこずるだろうと思われた。早速治療しながら自宅療法の指導を行った。

2回目
1週間後、自宅療法を熱心にされたようで、お腹の皮膚の乾燥が改善してきた。患者さんもかゆい時の対処法を自分でできることがわかり、安心した様子。膝の裏などは家族に手伝ってもらい自宅療法を心がけているようだ。「これからも治療に来ます」と、とても前向きになられた。

10回目
季節の変わり目になると、眼や顔が特にかゆくなると訴えられる。このような時、落ち込んでしまうこともあるようだ。患者さんを勇気づけることも治療効果を前進させるのに必要だと感じた。

6ヶ月目
肌の状態は初診の頃に比べると、ずいぶんよくなった。少し肌の色も白くなってきた様子である。湿疹やかゆみもゆっくりとではあるが、改善に向かっている。現在治療をはじめて9ヶ月目だが、去年のようなつらさは無いとの事だ。

治療のポイントと反応点の状況
耳、鼻、肺、心臓、肝臓、小腸の反応点。背部、下肢の筋の反応点。手関節周辺、肘、膝裏はお灸を施した。

治療の経過と感じたこと
アトピー性皮膚炎は単にアレルギー、体質と言う言葉で言い表せないものがある。患者さんの皮膚炎には15年間のご苦労がにじみ出ているように思えた。今症例では、長年の皮膚炎が皮下組織の癒着を招き、発疹やかゆみ、色素沈着をもたらしたと思われた。皮下鍼は確実に効果を生んだと思っている。このような場合は治療期間も長くなることが多いが、根気よく治療することが必要だろう。またこれらは自宅療法によっても克服できると考えている。
          
反応点治療研究会
神戸市 さくらはりきゅう院 清水  基子
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| さくらはりきゅう院  清水基子 | 20:57 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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アトピー性皮膚炎

30代 女性

初診
幼少期から全身のアトピー性皮膚炎に悩んでいる。全身のかゆみと、顔のほてりがひどく、まぶたが腫れるので見た目も気になる様子である。また、息苦しくなることもあるようで、心配になり来院された。自宅療法の指導も行い治療を行った。

2回目
初診から2日間ほどほてりや動悸は落ち着いていたが、3日目にもなると元の症状に戻ってしまう。引き続き自宅でのケアを徹底するように指導した。小腸、肝臓の反応の改善に時間を要した。

2ヵ月後
ほてりや動悸は治療後落ち着くが、寝不足や疲労が続くとまたひどくなるようだ。皮膚炎の状態は大きな変化は見られない。毎日の自宅療法を指導するが、多忙なこともありなかなか毎日は実行できていないようだ。


治療のポイントと反応点の状況
耳、小腸、肝臓の反応点を重点に治療を行った。小腸と肝臓の反応点の改善には時間がかかる。皮膚が敏感なため、状況に応じて接触針での刺激も加えた。

治療の経過と感じたこと(感想)
局所的なアトピー性皮膚炎の例では比較的短時間に治療効果が得られる。しかし本例のような全身性のアトピー性皮膚炎では、内臓機能や体質改善を進める必要がある。通院と自宅療法を根気よく積み重ねることが、つらさから脱出するための近道だろうと思われる。アトピー性皮膚炎は気管や自律神経機能にも影響が及ぶことから、ほてりや動悸など複雑な症状を誘発したとも考えられる。これら全身性の非アトピー性皮膚炎患者の苦悩は計り知れないと思われた。


反応点治療研究会
神戸市 摩耶はり灸院  畑綾乃

| 摩耶はり灸院  畑 綾乃 | 20:36 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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アトピー性皮膚炎

症例  70代女性

初回
お腹、背中一面に湿疹、引っ掻き傷が見られた。相当のかゆみに苦しんでいる様子だ。かゆみと痛みの為夜も寝られず、今後の生活に不安を持っていた。その上、腰痛や肋間の痛みを訴えている。治療後は、かゆみが緩和されたようで「少し楽になった」と喜んで帰宅した。

2回目
前回の治療後、かゆみが少し楽になり、夜も眠れた。しかし翌日にはまた腰が痛み出したらしい。継続的な効果を目的自宅でセルフケアを指導した。

5回目
お腹の湿疹が少なくなってきた。腰痛も軽くなり睡眠も取れている。

10回目
ほぼ毎日の治療を続けた結果、背中の湿疹は消えた。腰痛予防も兼ねて週一回の治療を続けている。

治療のポイントと反応点の状況
肝臓、胃、小腸、大腸の反応点。腰背部の筋の反応点。

治療の結果と感じたこと
アレルギー性の皮膚炎ではあるが、皮膚の防衛力や修復力の増強をテーマに考えた時、内臓の不調を見逃すことはできないと考えている。内臓の不調は皮膚のコンディションを低下させたり、腰痛を引き起こすと考えるからだ。今回の症例は比較的早い段階で治療効果を実感できたが、これら広範囲におよぶ皮膚炎では、全身をトータル的に治療する必要がると実感した。

反応点治療研究会
たつの市 あっぷるはりきゅう院 黒田耕生

| あっぷる鍼灸治療院  黒田耕生 | 20:33 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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アトピー性皮膚炎

症例40代、男性

初回  
子供の頃からのアトピー性皮膚炎に悩んでいる。仕事が不規則で多忙なため睡眠時間も少なく常に身体がだるいようだ。肩こりや頭痛、腰痛もあり全身つらそうだった。
       
2回目
多忙のため2回目の治療は2週間後であった。前回の治療後、2日程調子はよかったが、日が経つにつれて、また元に戻ってしまうようだ。週1回は治療を行うように伝え、患者さんも納得された。

10回目
その後は1週間に1度の治療を行った。夜よく眠れるようになり、痒くてもかきむしることはなくなった。

最終
3ヵ月間、週1回の治療を継続したところ、背中や手足のアトピーによるかさぶたはほとんどなくなり、痒みもほとんどない。睡眠時間は相変わらず少ないが、熟睡できているようで気分もいいようだ。現在も継続的に治療を行っている。

治療のポイントと反応点の状況
のどから首、肩の筋肉の反応点を念入りに刺激した。その他、肝臓、腸、胃の反応点にも治療を行った。特に肝臓は広い範囲に反応点が見られた。

治療の経過と感じたこと(感想)
初診時背中には、かさぶたや掻いた爪の痕があり、長年のつらさを物語っていた。治療を続けるにつれ、筋緊張の緩和やかゆみの減少、また疲労感の軽減など体調の改善がストレスを少なくしたのだろう。心にも余裕が生まれ、睡眠が改善した。ただ腹部の反応の回復には時間を要しており、更なる前進が必要と思われる。

反応点治療研究会
大垣市 みどりはり・灸治療室  高田幸枝

| みどりはり・灸治療室  高田幸枝 | 20:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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